ささやかな幸せに手が届く、幸福感に浸る前に、まさに瓦解してしまう。
自分は今、いったい何なのか、誰なのか、自らも錯綜する中で周囲の人々は戸惑い、巻き込まれ途方に暮れる。
自分ではどうしようもない宿命…
何て表現するのか正しいのかわからない。読後感みたいなのが凄い。余韻というか、しばらくは抜けないだろうな、と。
邦画の感じをすごい感じた。
邦画ならではの質感、表現だった。
杉咲花さんや若葉竜也さん、…
杉咲花本当にすごかった…
プロポーズされたときの表情・反応、最初と最後で同じシーンなのに感じることが違いすぎて。
長谷川くんがお母さんの話聞いて涙するところで一緒に泣いてしまった。
2人はもう会え…
杉咲花の本領発揮といったところか。
彼女の頑なさ(?)を感じさせるような、無表情にも関わらず不思議と惹きつけられる眼差しから、切なさと閉塞感と、果てしない程の寂しさが伝わってくる。
結婚しよう、一…
見た人全員が市子を可哀想と思わせる演出じゃなく、市子自身にもちゃんとダメなところがあって、それでもそんな市子をひっくるめて愛してしまう。まんまとやられた。
月子の謎とか結構序盤に分かるしフラフラして…
物語、脚本、キャスティング、演出、演技、音楽、etc、、1から10まで刺さりまくった。
貧困の上に更にのしかかる重たい現実そして更に…というヘビーな設定ながらも物語はそこにのみ留まらない。理不尽な現…
©2023 映画「市子」製作委員会