原題は、『greenborder』
今もなお続く、悲惨な現実を描いた映画。
2時間半の長さだったが、飽きることなく惹き込まれる素晴らしい作品。
まるでドキュメンタリーのようなカメラワークで、難民、…
全編モノクロですが最近の作品です。
ポーランドとベラルーシの国境で行われている他国からの難民の押し付け合いの話です。
どちらも国境警備隊が難民(移民)を害虫のように扱い、捕えては相手の国に押し戻すと…
この光景が今、世界のどこかで見られるのだと思うと無残だ。何度繰り返しているんだろう。
投げ返される人間も、投げ返す人間も、人間でなくなっていく。
難民が増えると抱えきれない問題が発生するのは確かだ…
とても見ていてしんどかった。
ベラルーシとポーランドを行ったり来たりさせられる難民の人たちの気持ちは計り知れないよ。物じゃない、彼らは人間。なのに人間扱いはしていない。なぜウクライナ人はいいの?って…
たまたま同じ監督の「赤い闇」を観た年に最新作が観られるという驚きのタイミング。
その期待を裏切らないソリッドで痺れる大作だった。いやはや凄い映画が出来たもんだ。
ポーランドとベラルーシの間に…
2025年40本目
ソ連時代の闇を正面から描いた「赤い闇」の監督とは知らずに今作を鑑賞。
ベラルーシからポーランドに入国する難民たち、それを取り締まる国境警備隊、難民たちを支援する活動家という3つの…
難民の家族、ポーランド国境警備隊の青年、国境近くに住む精神科医の3組の視点で難民銃弾とも呼ばれる非人道的な行為をポーランドのアニエスカ・ホランド監督がモノクロで映像化したが、綿密な取材によるもので…
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