人間の境界の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『人間の境界』に投稿された感想・評価

第80回(2023年)ヴェネチア国際映画祭コンペティション審査員特別賞受賞。
過去の実話というより、今なお、ベラルーシとポーランドの間で起きている現実をフィクションとして映像化。ルカシェンコ政権の元…

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「人間の境界」ベラルーシ〜ポーランド経由でスウェーデンを目指すシリア難民家族をめぐる物語。原題は「Green Border」だが邦題もこの怒りの告発の映画をよく表している。あなたはこの現実から目を背…

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どめ
5.0
2025/07/12
1976
4.0
人間は自分を守るためであれば、どんな残酷なこともできてしまう。自分が生きるためならば、人も犠牲にできてしまう。そんな怖さを認識させられた。

ベラルーシとポーランドの国境で押し付け合われる難民問題。その難民、国境警備隊、活動家の3つの視点で描く。

難民たちはポーランド経由なら安全に亡命できると偽りの情報を掴まされたというのは気の毒に思う…

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こういう同情強要する映画は好きではない
空音央の「HAPPYEND」と同様、いかにも裕福層が作ったマイノリティ映画って感じでそういう意味でも好きではない。「TATAMI」もそうだけど他国を批判したい…

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reira
3.7

日本で生まれ育った私には、難民問題はまったく身近なものではなかった。本作を見た今でも、その事実は大きく変わらないが、もっと現実を知らなければいけないと強く感じた。

本作の最大の特徴は、様々な視点の…

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nm
4.1

国籍はさまざまであっても、人間は人間であるはずなのだが、タイトルにあるように、不毛な境界を作り出しているのは、その人間なのである。ベラルーシはいったい何をやっているのか。人命を重んじない国家がはびこ…

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