仲間には聞こえない
周波数 52Hzの音域で鳴くクジラ
誰にも届かない孤独な鳴き声
家族が [呪い] になる事があるという
愛し方を知らない人に育てられた人は、
愛され方を知らない人になるのだろう…
美しく、哀しく、それでも前を向く力をくれる作品でした。
深海のように澄んでいて、暗い闇に光が差すストーリー。その中で、濁りのない目を持つ俳優たちの懸命で儚げな姿が、作品の空気をいっそう引き立てていま…
こんな話だったのか!杉咲花は「市子」のように荒んだ家庭の子。志尊淳は「半分、青い。 」と同様にLGBTQ。やはり適役ってあるのでしょうか?それとも過去作で刷り込まれてしまったが故のキャスティングな…
>>続きを読む他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一頭だけの孤独なクジラを52ヘルツのクジラと言うらしい
このクジラと現代社会における孤独や疎外感を重ねて演出している
どういう話か要約するのが難しい作…
「時として家族は呪いになる」
描かれるのは三つの家族の呪いと声届かぬ2匹の鯨。自分の声を聞いてくれる人が、1人いるかどうかで人生は大きく変わる。愛は時に誰かの生きる力にもなるし、時には命を奪うことに…
©2024「52 ヘルツのクジラたち」製作委員会