一見兄弟仲良しで両親の仲も良いプロレスファミリー。蝕まれていく心が崩壊していく様は、蟻地獄の砂にはまるようにじわじわと、つかみどころがない穴の底に落ちてくようだった。
お父さんお母さんが著しく非難さ…
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プロレス対音楽(やりたいこと)、本能対理性、技能対知能の対決かと思ったら愛がちょくちょく乱入してきて強さを見せつけ、結局理性側の味方をして勝つという物語だった。
家から抜け出してパーティするシーン…
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「こうであってほしい」と彼岸を想像するケビン。あれで彼の心が少しでも洗われるなら。
死も選べたろうが、ケビンはどの兄弟よりも絶望を抱えられる容量が多かった。
彼のみが知る悲しみ。
「男も泣いていい…
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ケビンが自分の息子たちに言う「昔は兄弟がいたんだ」のひと言に全てをもってかれた。人の不幸もが伴うので不謹慎かもしれないけれど、確実に個人的上半期1位の作品だし、もしかしたら今年1位かもしれないと言う…
>>続きを読む6人兄弟がたった独りになってしまう悲劇の連鎖。
家族の愛と兄弟の絆は素敵だった。
家族のしがらみにもがき、プロレスと父と向き合うことに葛藤するケビンが印象強い。ザック・エフロンの役作りも素晴らしす…
昭和プロレス好きとしては、ぜったい観たかった作品。
フォン・エリック家の『呪い』についてはある程度は知っていた。
けれど驚いたことにこの映画、実際よりも「不幸少なめ」にして作品化。
なんでも監督…
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