新藤兼人脚本、深作欣二監督。撮影木村大作、美術西岡善信。
京都の花街置屋で、雑用係の少女が舞妓に成るまで。「祇園の姉妹(36)の山田五十鈴の舞妓名「おもちゃ」にすることで、溝口へのリスペクトか。姉妹…
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資料映像として鑑賞。
チビちゃんがいい子。
芸妓の世界ってこんなものなのかな。今でもこれは続いてるのか、そこが疑問だった。昔だけの話か?
映像的には古いし、20年以上前の作品だけど、出てる役者さんた…
ヒトのおもちゃにされる我が身の軽さを嗤うような、ならば自分から「おもちゃ」と名乗って開き直るのはどうだい?
この「おもちゃ」を幾らで贖うか競ってごらんと張ってみせるのが素の娼妓と違う芸妓の世界だ…
昭和33年、売春防止法が成立したあとぐらいの京都祇園を舞台にした舞妓や芸妓の話を深作欣二が映画化した。 この手のものは深作欣二には敷居が高いような気がしてどうもしっくりこなかった。 もっと女性の内面…
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溝口健二監督『祇園の姉妹』のオマージュとして新藤兼人が執筆した小説を新藤自身が脚本化し、深作欣二が監督を務めた。
つまり、溝口ー新藤ー深作が繋がった作品。
深作はこの後「バトルロワイヤル」を撮り終え…