優しすぎて温かすぎて、でも孤独すぎて辛すぎた。
主演アンドリュー・スコットの優しく弱々しい微笑み。彼を見つめ返すポール・メスカルの瞳。2人の顔から漏れて差すクラブの光。曖昧で余白の多い、不思議な物…
不思議なマンションの隣人と、死んだはずの両親との交流を通し、自身の孤独を解いていく話。
親との再会が100%嬉しくは無いが、それでも自分を受け入れてくれる無償の愛。極端に登場人物が少ないことからも…
個人的にポールメスカルは好みじゃ無いけど、アンドリュースコット観たさで。
彼の冷たく絶望の瞳の中に光るものがキラリとあって、それがものすごく怖いし、不安になる。
それがたまらなく魅力な俳優だよね..…
やっぱりポールメスカルいいなぁ〜。
あとは原作が日本の作家さんって知ってちょっと腹落ちしたかも。最近やとポンジュノのハリウッド作のミッキー17とか、ハリウッド×アジア絡みの制作とか原作がなんか好み…
ストーリーは違うものの全体として原作の空気感は表現されていたように感じた。
ノスタルジックな雰囲気というより、儚さや危うさ、何かぼんやりした感じが漂っていて、原作の世界観を壊していないように思った。…
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