バティモン5 望まれざる者の作品情報・感想・評価

フランスに渦巻く苦悩をまるでドキュメンタリーのような生々しさで描き上げるラジ・リ監督らしいタッチは今作でも顕在。今回も観ながら何度も、映画を事実そのものだと錯覚させられるかのような感覚にさせられた。…

• #つくね用:2023年製作
• #つくね用:2024年公開
• #つくね用:フランス映画
• #つくね用:複数国製作
• #つくね用:ドラマ
• #つくね用:社会
• #つくね用:ラジリ
• #つくね用:格差
• #つくね用:SD24

ラジ・リ監督作。

前作『レ・ミゼラブル』(2019)でセザール賞作品賞を受賞したアフリカ系の新鋭：ラジ・リ監督が再び現代フランスに生きる移民たちを題材に描いた社会派サスペンスです。

労働者階級の…

冒頭、棺下ろしのシーンがやたら長い。
電気もなくてスマホでライトをかざすし、エレベーターは故障中とセリフで言ってくれてる中、3分半くらいただただ棺を下ろす。

そんな環境でもこの人たちはそこに住むし…

『「戦争はもうすぐ終わる」よ』

どこに心を置けば、正しくあれるのか、と邪な感覚では見られない。

この世界のどこにも、自分の居場所なんて無いのかもしれないと恐ろしい想像をしているのは、日本人も他人…