システムにおける課題解決を目指した“意思決定〟と、個人の生活における幸せが絶望的に食い違う地獄。キツい。
最初の棺桶運び下ろしシーンから始まり、終始群衆、喧騒の中に入りグラグラ動くカメラワークが、ス…
市長代理がゴミ野郎すぎたぜ。
人の良さそうな小児科の先生と思ったのに、議員にしてはクリーンって党からもお墨付きだったのに権力持たせたら、弱い立場の人への想像力のないとんだファシスト野郎だったぜ。
妻…
日本の”未来予想図”
世界に先駆けて少子高齢化が進む日本。75歳で人生の選択肢が迫られる『PLAN75』などの映画が、海外からは”ディストピア的未来”として見られているという記事を先日読みました。…
日本でも異文化共生問題がどんどん表面化してるからヨーロッパ引き合いに出されがちだけど、フランスにいるアフリカ系の多くはそもそもかつての植民地の人々じゃん。フランス人の都合で労働力として連れてこられた…
>>続きを読む大きく見ればフランスvs移民で、こういう現実があることはよくわかるのだが、小さく見ると登場人物の細部がぼんやりとしていて、中途半端にしか物語に入って行けなかった
誰の立場になったとしても完璧な対処…
前作「レ·ミゼラブル」同様、本作も非常にエネルギッシュだった。
世の為、人の為を装って、やりたい放題の市長ピエール。怒る住民達。登場人物各々の思いは交わらない。怒りと怒りのがぶつかり合いは、エスカレ…
『レ・ミゼラブル』ラジ・リ監督作品。トロント映画祭でプレミアされた。
テーマは一貫している。貧しい移民地区を迫力満点に描いたパワフルな作品だ。ただ、少し突飛かなと思う展開が多く、映画の出来としてカ…
フランスの移民問題を地域のマンション立ち退きに絡ませてその意義を問うてみたような作品。日本にも似たような問題はあるが元々は移民ではないのでそれはまた別問題。自国の国民でも難しいのに移民の立ち退きと…
>>続きを読むフランスで暮らす移民たちの過酷な現実と、家を奪われた移民達の怒り。
【移民と共生していくには】
どこの国でも抱えている社会問題のひとつ。
集合体と個人の権限…難しい。
この作品では新しく就任し…
このレビューはネタバレを含みます
アビーの住む団地は老朽化が進み、亡くなった祖母を棺で運び出そうにもエレベーターが何年も止まったまま。市長の音頭により団地の一棟が爆破解体されたが、その衝撃のためか市長が急死した。議会の投票によりピエ…
>>続きを読む(C) SRAB FILMS - LYLY FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - PANACHE PRODUCTIONS - LA COMPAGNIE CINÉMATOGRAPHIQUE – 2023