勝手にしやがれに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『勝手にしやがれ』に投稿された感想・評価

TS
4.1
部屋での2人のやり取りが退屈しない。いい意味で力を抜いて自然に溶け込む感じで見れて満足。

結局、ジャン=リュック・ゴダールという人は映像と音で『POP』を生み出すマスターじゃないかと。ゴダール作品を語るには眉間にしわ寄せて小難しい事を言わないといけない感じありますけど、この作品なんて単純…

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4.1
おしゃれな音楽と物語のテンポ感が妙に気持ち良い。人物を主軸にした映像は、自分勝手な若者を描くという作風に見事にマッチしていた。フランスが保ってきたお国柄や国民性に対する、反抗心すらも伝わってくる。

スウェーデンにいた時に友達に「気狂いピエロ」を何となく鑑賞した記憶があるが、フランス語に慣れない英語字幕で、途中で置いて行かれた気がした。

そう言う意味で、キチンとジャン=リュック・ゴダール作品を…

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4.5

ジャン=リュック・ゴダール監督作品。警官を殺してパリに逃げてきたミシェルとガールフレンドのパトリシアの話。ヌーヴェルヴァーグ自体はレイアシュレー監督の小さな逃亡者という映画を見て知った。ストーリー自…

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4.1

最初から最後まで、どこを切り取ってもスタイリッシュな映像美で惚れ惚れする。
哲学的な台詞だったり、英語とフランス語が交差する会話だったりと、とにかく登場人物が喋りまくる。ぶっちゃけ彼らの話す内容なん…

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ゴダールの長編デビュー作
キネ旬ではチャップリンの独裁者、トリュフォーの大人は判ってくれない、今作が同時にランクイン
やっと観れた

自動車泥棒のミシェルは警官殺しで指名手配されてしまう
米人の彼女…

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愛とはなんなのか、今のこの感情は愛なのか、ということを考えつつ、主演2人の美しさとか表情に目が離せなくなる。

動きやセリフが後半に効いてきて、ただ素直には終わらない引っ掛かりのよさがある。

愛な…

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4.5

このレビューはネタバレを含みます

ミシェルは”惚れてるから愛している”の単純さを持ち、
パトリシアは”惹かれるけど愛とは違うのかも”の複雑さを持つ。

後先考えず生きる、少年のような男の”奔放さ”を持つミシェルに心惹かれつつも、愛と…

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4.4
当時にこんな映像みたら度肝抜かれるだろうな。映画が「表現の自由」を獲得した瞬間の記録とも言える。

ストーリーよりも“態度”が、言葉よりも“沈黙”が、意味よりも“感触”が印象に残る。

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