1932年の小津監督のサイレント時代の代表作。4Kデジタル修復版のクリアな映像はありがたい。
東京郊外に引っ越してきた一家のホームドラマ。兄弟がいじめっ子と闘いながら地域に馴染んでいく様子や父との…
このレビューはネタバレを含みます
洋画はたいがい戦前のものも
サイレントも観たことはあったが
邦画で戦中かつサイレントは初めてお目にかかる…はず
そして小津安二郎作品
大人のみる繪本
とあるように、子どもの視点で描かれた物語で…
ずっと絶妙にイマジナリーラインを越え続けてるの気になる
子役たちが芸達者すぎてよい、メインの兄弟ふたりが高峰秀子と同学年なのも個人的にポイント高い、この世代か〜〜!!
映写機回してた人が笠智衆だった…
子役たちの表情の豊かさに驚かされる。
主役の兄弟もだけど、脇を固める子役たちにもしっかり個性が作られており、いじめっ子までも愛嬌があるように見える。
子供たちからしたら、大人の言うことは絶対だし、大…
友情と家族愛でした。当時はアレが普通だったのか、子供が悪ガキ過ぎて笑いました。しかし本作で気になったのはソコでは無く列車でした。都電なのか、私は知らない1両列車が走ってるのですが、これがまた良く映…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
中盤くらいまでは子供たちのコメディ映画といった感じだけど、中盤からラストにかけてはちょっと大人な家族の話でちょっと味わい深い。
当時父子でとかで見たら子供向けのコメディとして楽しみつつも親の苦労も…
マツダ映画社