清作の妻のネタバレレビュー・内容・結末 - 4ページ目

『清作の妻』に投稿されたネタバレ・内容・結末

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当時実際にこんな人もいたんじゃないかと思わされる。狂ってるようで、一番正気なのかもしれない若尾さん。旦那が戦地へ行くのに、ばんざーいなんて言えませんよな。ジレンマが痛いほど伝わる。あと村社会て地獄す…

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観る前は所謂「悪女」系の物語なのかと思っていたけれど、観た後では全く印象が違います。

おかねはずっと寂しくて、愛情に飢えていた。
一家の家計を支えるため60を過ぎた金持ち爺の妾となり、周りからは「…

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若尾文子の重ーい女炸裂。五寸釘で夫の眼を刺す、そして失明した夫は彼女を受け入れ、結ばれるというのが何とも言えない。

何がすごいって『妻は告白する』では刃物一つ持たずに、立ち振舞いだけで強烈な情念を…

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この映画は本当にヤバい。吉田絃二郎の原作の距離のある冷淡さをなくし、ロシア(というどこか遠いところ)で戦う日本(“お国”)、それを伝える新聞という大衆性、集団として無能で虚しい村、村に引きずられる親…

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終盤のクライマックスで、田村高廣の両目を五寸釘で刺した若尾文子に対する男たちのリンチ。「犯罪者」「売国奴」という理由よりも「なにか他の理由」(すごく性的なもの、または性的な抑圧)として見ることができ…

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