※特集上映時タイトル:
「〜4K修復版」
『生誕115年記念企画 小津4K 巨匠が見つめた7つの家族('18 6/12〜22: 新宿ピカデリー)('18 6/23〜7/7: 角川シネマ新宿)('1…
自分は特段リベラルな人間って訳ではないが、本作の家父長制的な世界観はかなり気になってしまった。
小津安二郎作品の良さは、戦争とか殺人とか、「滅多に起きないが、みんなに関係がある大きな出来事」を描くの…
父・笠智衆と、娘・原節子の気持ちのやりとりが思いのほか激しく、晩年の小津安二郎作品の出発点にふさわしい色合いを手に入れていると思う。なんとなくだけれど、この作品に手応えを感じて、ここから小津は自分自…
>>続きを読む久しぶりの再鑑賞。
前に観たのはいつか忘れたが、2度目で気付いたことがある。
以前はこの作品を、"婚期を逃した娘を嫁にやる父親の悲哀"を描いたものとして観てたが、わしも少し大人になったのか今回は全然…
1949年 日本映画。監督 小津安二郎。父と娘二人暮らす。父の世話を甲斐甲斐しくする娘も結婚適齢期。そんな娘を心配する父。縁談遠進めるために父は一芝居打つ。父と娘の関係性は現代から見るとやや異様にも…
>>続きを読む松竹株式会社