秋刀魚の味 デジタル修復版に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『秋刀魚の味 デジタル修復版』に投稿された感想・評価

2.5



抑揚のあるセリフまわしをしていたのは東野英治郎くらいで、この時代の作品とはいえ他の俳優たちの平板なセリフまわしを聴き続けるのが正直ちょっと苦だった。

路子がお嫁に行ってからの周平の寂しそうな姿…

>>続きを読む
MI8
3.0
自分があのおじさん達役の設定と同じ年齢になったと知って久しぶりに観てみた。今観ると聞くに耐えない会話がキツイなあ。音を消して景色を見るのがいいかな。
janjen
2.6

このレビューはネタバレを含みます

男手一つで娘と息子を育てた平山。
その娘も゙父と弟の世話で嫁に行けるのか内心不安。
平山は娘を嫁に出す決心をする
小津監督作品初鑑賞。ドラマチックな事件が起こることもなく、淡々と物語が進むだけなのだが、不思議と味わい深い。
3.0

このレビューはネタバレを含みます

娘を嫁に出す。出さなきゃならないけど寂しい。うまく出せない先生(ヒョータン)を傍でみているから半ば諦めている。

よくある話を淡々と進んでいくストーリーは起伏があまりなく寂しさがよく描かれていると思…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

小津安二郎作品の視聴は東京物語に続いて2作品目

本作は、メインテーマとなる娘の結婚とそれにより生じる孤独に関する話だけでなく、長男夫婦の関係やかつての教師との関係、若い奥さんと再婚した旧友の関係な…

>>続きを読む
youkey
3.0
記録。

小津安二郎の遺作は変わらずの小津調。
「結婚、結婚」って小津映画や寅さんは今の時代には絶対に成立しなかったと思う
2.9

・はじめて小津映画ちゃんと観た
・セリフに抑揚がない感じがジブリのようだと思った
・「買いたいの、買うわよ」みたいな構文が多かったしそれが好きだった。「行くとも、行くぞ」みたいな、これは言ってたかわ…

>>続きを読む

小津安二郎作品のスターシステムの妙と

監督の美意識を楽しんだ。

小津ワールドの集大成なのかな。

他作品で夫婦だった二人が、親子役だったり。

お馴染みのメンバーが手駒となって

小津芝居を演ず…

>>続きを読む
cara
3.0
60年で社会や価値観がこれほど変わったんだなと。そういう意味では東京物語の方が今にも通じる普遍性があるのかも。そして戦争がまだまだ身近で色濃い生活。
2023年ラスト

あなたにおすすめの記事