抑揚のあるセリフまわしをしていたのは東野英治郎くらいで、この時代の作品とはいえ他の俳優たちの平板なセリフまわしを聴き続けるのが正直ちょっと苦だった。
路子がお嫁に行ってからの周平の寂しそうな姿…
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娘を嫁に出す。出さなきゃならないけど寂しい。うまく出せない先生(ヒョータン)を傍でみているから半ば諦めている。
よくある話を淡々と進んでいくストーリーは起伏があまりなく寂しさがよく描かれていると思…
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小津安二郎作品の視聴は東京物語に続いて2作品目
本作は、メインテーマとなる娘の結婚とそれにより生じる孤独に関する話だけでなく、長男夫婦の関係やかつての教師との関係、若い奥さんと再婚した旧友の関係な…
・はじめて小津映画ちゃんと観た
・セリフに抑揚がない感じがジブリのようだと思った
・「買いたいの、買うわよ」みたいな構文が多かったしそれが好きだった。「行くとも、行くぞ」みたいな、これは言ってたかわ…
小津安二郎作品のスターシステムの妙と
監督の美意識を楽しんだ。
小津ワールドの集大成なのかな。
他作品で夫婦だった二人が、親子役だったり。
お馴染みのメンバーが手駒となって
小津芝居を演ず…
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