本作初見は1980年5月5日の銀座・並木座、その後何度も観ているが、本日観たのは「【Blu-ray】ニューデジタルリマスター版」だったので、映像の綺麗さはハンパないほどのクリアさ✨
内容も笑いあり、…
アマプラのプラス松竹(月額330円)に含まれている。
『晩春』『麦秋』と共に家族三部作として括られているが本作だけ圧倒的に洗練されており遺作にしてまさに集大成という感じである。テーマ性では『東京物語…
3度目ぐらいの鑑賞だが、やはり秋刀魚は出てこないんだな。今年は秋刀魚を食べていないし、秋刀魚が益々恋しくなる映画だ。
「結局、人は独りぼっちなんです」。
生涯独身だった小津の遺作で語られるこの台…
基本的にただのホームドラマだが、巧みな構成と超豪華な俳優陣のおかげで、今と昔の差を味わいながら見ることができた。見覚えのある家屋、会社、飲み屋の佇まい。結婚の在り方、社会における女性の扱い、核家族の…
>>続きを読む小津の初期サイレント見るにあたって遺作をひさしぶりに再見。タイトルは「サンマに旬があるように、人生にも旬があり、失われたものは戻らない」と解釈してる。かつて見たときより今のほうがずっとそう思う。たぶ…
>>続きを読む小津安二郎監督の集大成。
『東京物語』『小早川家の秋』という、畳のローアングルに赤い花瓶、徹底した画面構成に独特の台詞回しという「小津調」と呼ばれる父と娘を描いた作品群が有名であるが、サイレント時代…
<父親の悲哀、老いと孤独、そして反戦>
時折、感想がうまくまとまらず放置したままの映画がある。『秋刀魚の味』もその1本だった。従来のホームドラマを踏襲しているのだが、描かれるエピソードが種々雑多で…
ちょっと前に新文芸坐で。何度目か。
「やっぱり、子供は男の子ですなぁ、女の子はつまらん」
(結婚式帰りに)「今日はどちらのお帰り?お葬式ですか?」 「うん。まあそんなもんだよ」
人生について主人…
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