見たもの、感じるもの、出来事、人
移り変わるもの、積み重なるもの
そういうただの景色を、自分のフィルターを通して拡大して、物語性さえ持たせてしまえるのが凄すぎる。しかも美しい。
Hereのほうが洗練…
終電逃した初老のおばちゃんが、お金もないので家まで歩いて帰る、ただそれだけの話…なのだが、これがなんとも味わい深い。
深夜の心細さ、そこで触れる人の優しさが沁みること、普段は言えない家族への想い。
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友達に誘ってもらい、「さすがのチョイス」と喜びつつも、眠気との戦いになりそう、だっておばちゃんが寝てはるやんメインビジュアルで既に、と覚悟してのぞんだが、一緒に夜更けをすごせたような(全く寝ず)、ま…
>>続きを読む無知であることはあまり宜しいとは言い難いが、無知であるが故にこの主人公を「移民」や「貧困者」でなく「ただの一人の女性」或いは「一人の母親」として純粋に捉える事が出来るのだろうなと思った。
日本にも…
終電で寝過ごしてしまったおばあちゃんが家まで歩いて帰ろうとするお話
「眺める」ことに徹したショットの数々が最高。本作は主人公の道程をただ淡々と眺めるだけの映画であり、私たち観客が主人公を眺めること…
強く訴えかけることもなく、ただそこにあるものを眺めて音とか光を感じるだけで良いというとっても心地よい映画体験だった。
レイトショー終わって観てた人たちが夜の街に散り散りになってくのがバスのシーンを…
すばらしすぎる、スティルライフ。
トロピカルって、
ただ陽気な光景を連想させる言葉ではなくて、その前のレイヤーにある、
ここではないどこかへ行きたいと思ってしまう平坦な現実の哀愁が漂う繊細な言葉な…
©︎ Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production