ふつう
時系列の組み方が印象的。
経験はないことだらけなのに、自分事に捉えながらぐっと受け止めることが続く105分。
自伝的エッセイを重々しくならずに一人の人生をのぞき見させてもらった。
身内なら…
親子が紡ぐ世界観が良い。
五十嵐大による自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」が原作。
母親(五十嵐明子)役の忍足亜希子の演技が良…
まさに自分の知らない世界を垣間見ることができて貴重な経験となりました。物音がきこえない世界、コーダとして生きてることに嫌悪感が増した思春期の気持ち、きこえないことを馬鹿にしている世間の冷たい目線など…
>>続きを読む愛というカタチのないものをカタチがないからこそ描きたい表現したいのだろう。
愛している愛してくれ愛してよといくら叫んでも愛にはならない。
「僕が生きてる、ふたつの世界」は生活ややりとりの中に愛がある…
いい映画なのですが現在(いま)の映画では無いように感じました。
少し前に観た「侍タイムスリッパー」と似たような感想を持ちました。
それとちょっと生真面目すぎますかね?
原作あるから仕方ないです…
呉美保監督作品で、しかも「アイ·ラブ·ユー」でろう者として主演した忍足亜希子さんが出演しているのでぜひ観たかった。
「Codaあいのうた」の日本版とも言えるが、反発して家を出て行く息子の大(吉沢亮)…
ふたつの世界ってそういう意味だったのか…!
難聴の両親を持つ主人公・五十嵐大の母への葛藤や後悔、気づきが赤裸々に綴られ、ラスト数分見事にやられました…涙。
これはきつめの反抗期の経験を持つ全ての人(…
【それはどの子供も経験する通過儀礼のようなもの】
『呉美保』監督のフルモグラフィーを確認すれば、
とりわけ直近の二作は、
「家族」と日本に根深く蔓延る社会の問題を取り上げ、
しかも終幕で僅かな光明…
©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会