宮城・塩竃を舞台にした映画とのことで拝見。コーダと呼ばれる、聾唖の両親に育てられた健聴者の話。アメリカのアカデミー賞で作品賞を獲得した「コーダ あいのうた」(2021)で理解者は増えたと思いますが、…
>>続きを読む素晴らしい映画でした。
なんかもう、何も言うことないぐらいひとつひとつのシーンが良くて、構成も良くて。
何も説明がなく進むけど、全然問題なく理解できるのが、良いなぁ...!と思ったし、笑えるところ…
お母さんの愛情というかそういうのを節々を感じて暖かくなったし、吉沢亮の演技が自然でかなり良い。
反抗するところも急に普通に仲戻るところもあるよな〜って感じで良い。
自分も弟が聴覚障害で、学生の時は…
【2025年49本目】
ふたつの世界の狭間で生きる大と家族のドラマがリアルで、切なくも愛おしく感じます。
現実と内面の葛藤が丁寧に描かれ、
とても引き込まれました。
最後の駅のシーン、
吉沢亮…
吉沢亮がたいしていい息子にならないんだけど、その演技がとても良かった。
めちゃくちゃグレるわけでもなく、適度なクズかと思えば、クズにもなりきれない。
そして、ユースケ・サンタマリアにはずっとクズを演…
『私たちから奪わないで』『ろうだからって、心配も同情もされたくない』(意訳)
っていうセリフが刺さった。
助けることで傷つける可能性もある。難しいけど、忘れちゃいけない感覚だなと思った。
ラスト10…
子を想う母の気持ちも主人公の葛藤も、すべてが痛いくらいに伝わってきた。吉沢亮の演技はやはりすばらしい。観ているうちに自然と自分の母の顔が浮かび、気づいたらわたしも大と同じように涙を流していた。
子ど…
©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会