混沌や不条理を映像体験として観客に浴びせる作品だった。画面に現れるのは、ストーリーの筋ではなく理解不能そのもの。箱をかぶった人々が街をさまよい、格闘し、倒れていく姿は意味を持たないようでいて、強烈な…
>>続きを読むやりたいことは何となくわかったけど原作だったらこう書いてるんだろうな〜とか考えちゃったから映像としては不出来な気もする。
シュールな演出は良かった。
大事なのは私生活や考えていることなんかを記すこ…
この配信時代に『狂い咲きサンダーロード』を劇場で観れる日が来るとはね…ワクワク、と思いながらこの最新作を配信で観た。『エレクトリックドラゴン80000V』からほぼ四半世紀、同じ布陣でしかも安部公房。…
>>続きを読むこれはもう深く考えた所で理解が追いつかないので、感覚的に楽しむのが正解だと思う。
奇妙な世界観と詩的でモノローグのような語り口、アクション要素やエロティックな描写が詰め込まれていたり、難解ではあるが…
初出が長編小説であり、狙っているのもあるだろうが映像でも文学的で上映時間も2時間と長め。
小説刊行は1973年、時を越えてネット社会が主流になった現代に、“匿名性”という表題を持つ文学を映画に落と…
©︎2024 The Box Man Film Partners