ようやく観たテオ・アンゲロプロス監督作品。
レンタルDVDは2枚組、3時間52分の壮大なドラマであった。
1939年~1952年のギリシャを舞台に、随分と政治的背景を描きながら、タイトルの旅芸人を…
人物が覚えられないので調べた方が良い
1946年のパーティシーンと海をバックに新郎新婦が踊るシーン、その後の息子がテーブルクロスを引き摺るシーン、埋葬のシーンは良かったけど、他のショットはハマらな…
【虚構に見える空間は地続きで現実を映す】
社会主義新聞の批評家であったテオ・アンゲロプロスが秘密裏に制作を行ったこの叙事詩は、文学と歴史を旅で繋ぎながら政治と地続きの関係にあるものを紐解こうとしてい…
叙事詩の意味
ようやく、スクリーンで観ることができた。なぜ、私たちは、映画に惹かれるのだろうか。その一つの理由がここにはある。
ギリシャ田園劇を上演し続ける旅芸人の一座の13年間、それは、メタクサ…
何度も再見したが難解すぎる…。
ギリシャ現代史を、旅芸人一座の歩みに重ねて描くという詩的構造。
1939年から1952年まで、独裁政権、ナチス占領、内戦。
激動と分断の続いたギリシャ現代史を、アンゲ…