[ベナンに戻ってきた美術品たちについて] 80点
傑作。2024年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品、金熊賞受賞作品。マティ・ディオップ長編二作目。2021年、フランスはダホメ王国から略奪した美術品…
好きですね。
美術に関わる人を撮るドキュメンタリーはありますが、美術品視点のドキュメンタリーというのは珍しいですね。流れる曲や美術品と街の映像の美しさも素晴らしいですが、何よりもこの美術品からこの国…
ハンギョドン確認
何かは分からずに再生してみたのですが、どうも植民地時代に略奪されたダホメ王国の宝がフランスからベナンに返還された際の記録らしいです。ドキュメンタリー。
博物館の展示から…
植民地時代に略奪された像に声を当てることと、文化遺産の返還についての議論の中で学生が言う、自国の文化も他国の言語で学び、今この意見も他国の言葉でなされているということがリンクする。
像を喋らせるだ…
クリス・マルケルの『彫像もまた死す』でも明確なアンチコロニアリズムの姿勢が打ち出されていたけれど、やはり語りが西欧人であるという1点(これは「それを言っちゃア…」かも)は、どうしても伝わってくるもの…
>>続きを読む19世紀フランス領下の頃盗まれた様々な芸術品や工芸品の一部のみベニンに返される様子を追ったドキュメンタリー。シンプルだけど作品たちに声を与える演出が面白くてディオプの長編前作「アトランティック」にも…
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