日常生活の中にある、世界で起きていることの縮図的な現象や光景。いや…むしろ、何気ない人の営みの中で起きているからこそ、それが国同士でも起こり得るとも言えるような気がする。
人間特有の防衛本能からく…
このレビューはネタバレを含みます
序盤はかなりワクワクテンション上がったんだけど、あとから一気にトーンダウン…。
食に携わる仕事をしています。
あまりにも食材や料理人に対する配慮がないんじゃあないか?ウェイトレスさんたちもガサツで…
シナリオは普通って感じ。
ただ厨房をテーマにしてるにも関わらず、モノクロなところとかは興味深かった。
そのせいか、料理に目がいかず(正直美味しそうにも見えかなった、色って大事)、必然的に人間関係に焦…
ハイテンションで稼働しながら多言語で怒号が飛び交う厨房を、縦横無尽に巡るカメラワークが印象深い。厨房だけが別世界に見えるけれど、アメリカを起点に、あの厨房のChaosは最早全世界に広まりつつある。
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メキシコから来た女の子がアポ無しでレストランに面接に来て、裏から入れと言われた。ゴミ置き場から暗い廊下や鉄格子みたいなところを通ってマネージャーの部屋の前のベンチへ。表のレストランと対照的な裏の世界…
>>続きを読む「煮立つ厨房」
メキシコ作。アメリカンダイナーの厨房で働くスペイン系移民たちの葛藤をエンタメに昇華した非常に見応えのあるストーリー。全役者そのストーリーにまるで存在していたようなリアルさが仕草から…
想像していた感じではなく、かなり政治的要素の強い作品だった。
もっと単純な厨房で起こる事件なのかと思っていたが、結果的には移民問題を題材にした作品。
最後の厨房で自暴自棄になるシーンはカオス極まれり…
アメリカっぽい映画だなあ……厨房のカオスさとか、移民問題の様々とか、ああいう生活環境で生きる人達の怒りのぶつけ方とか。様々がリアルなのにチェリーコークの洪水とか最後の大暴れとか随所にシュールな笑いを…
>>続きを読むチェリーコーク大洪水で一気に吹き出しそうになった。随所に独特な面白さのある作品。
なかなか見過ごせない移民の根深い問題とか、それに絡む愛の難しさとか、、色々ありつつも、それぞれのキャラクターが懸命…
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