このレビューはネタバレを含みます
初めてのジョゼ・ジョヴァンニ監督映画と初めてのジャン・ギャバン。アラン・ドロンはプロデュースもしてる。70年代頃のアラン・ドロンが一番好きかもしれない(「サムライ」は別)。
ラストが言葉を失うほど…
ジョゼ・ジョヴァンニ監督作品。アラン・ドロンがジャン・ギャバンと最後に共演した作品でもある。
ジョゼ・ジョヴァンニは、第二次世界大戦中ゲシュタポ狩りなどナチズムに加担する政治活動を行って、19…
都会的な作品は好みなんだけど、最初から嫌な予感のする作品だった。
10 年、銀行強盗の主犯で服役するジーノ(アラン・ドロン)、保護司の口添えもあり釈放される。その保護司がジャン・ギャバン。アラン・ド…
この映画が怖いのは、ドロンが決して「一切非のない哀れな被害者」ではないところだ。
確かに更生して真面目に働いてはいるが、随所随所で小さな喧嘩沙汰やアパートの騒音トラブルを起こしている。
それらは妻子…
TVで。アランドロンの作品の中でも、ジョゼジョバンニ作品の中でも、一番好き。初めて観たのは日曜洋画劇場。淀川さんの解説も素晴らしかった。ジャンギャバンを観たのは本作がはじめてだったかも。以来時折ソフ…
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前科のあるジノが更生して、まっとうな人間として生きていこうとしてるのに、執拗な嫌疑をかけられ、遂には警部を殺めてしまうという悲劇の物語。不良少年を27年間も更生させてきたという保護司による語りで、映…
>>続きを読む過去の罪を背負ってひっそりと生きようとする主人公のアラン・ドロン。それを温かく見守る保護司のジャン・ギャバン。しかし、そんな過去に罪を犯した主人公をハイエナのように執拗に監視し、追い回し、暗い疑いを…
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