美とはなにか?
作家が繰り返し問い、観客にその刃の鋭さを思い出させる。観終わった後に、「自分の常識」を改めて問い直したくなる映画。
制作過程に潜む非常識さこそが、芸術に宿る刃であると感じさせる視点が…
2025/01/04鑑賞。
ありのままを撮った姿から見えてくる良さ。
アート活動を行っている事業所のドキュメンタリーだということで、自分の芸術的感性の貧弱さに直面しながらも受け取れるだけ受け取ろう…
知的障害を抱える人らと接する機会が多いので、彼らの独特な言語感覚で話す様子や、一つのことに異様に集中する姿を見て親近感が沸いた。で、ある程度その場の感じが想像できる上でまずおもったのは、相当前向きに…
>>続きを読む紙がやぶれちゃうよーと思うほどに、ペンキを何度も重ねられた絵が引きで写された時に、とても美しくて驚いたり。
雑誌の中のモデルの身体をデフォルメして描かれた身体のラインの滑らかさが、とてもかっこよく…
佐藤真がカメラの暴力性を理解しながら上手く出演者と関わったからこそ撮れた7人の姿だった
自分をうまく表現できない、他と合わせられないだけの彼らの内実は全部アートに現れる。それを見つめる彼らの純粋な眼…
佐藤真のレトロスペクティブ
すべての作品を観ることができましたが、最後に観たこの作品が一番良かったです。
知的障がい者7人、全員アーティスト
全員の個性が見事に出てる。やっぱりみんな言うよう…
彼らの「アート」はコミュニケーションの余白をほんの少しだけ埋めたり、逆に思いもよらぬ側面も教えてくれたり、ひたすら未知に向かって開かれている。ただキャメラが捉えているのは、その自己表現に全霊を賭ける…
>>続きを読むまさか映画館で観られるとは!!
「阿賀に生きる」から佐藤真監督を知り、ル・シネマで上映されていたので観てみました。
しげちゃんがとても愛らしく感じたし、芸術に対してまっすぐに向き合って感情を表現する…
©️1998 「まひるのほし」製作委員会