あくまで見方としては、彼女と彼から中国という時代を描いて観ていくということかなと。
中国の歴史も疎く、監督の作品も初めてでなかなか観るの難しかった。
独特な撮影方法だな。どうやって撮ったんだろ。
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眠りに落ちる前の、瞼を閉じている時間みたいな映画
目に映る煌めきや熱狂、悲しみや破壊、大衆と祈り、あらゆる混沌とめまぐるしい変化
一瞬のうちに味わって、同じように忘れていく
変わっていくものと変わら…
48本目
【舞台と時代背景】
2001年:山西省・大同(ダートン)が舞台。かつて炭鉱で栄えたこの街は、産業衰退と失業に苦しみ、地方経済が停滞していた時代
2006年:長江流域に位置する奉節(フ…
「ジンギスカン」が流行ったのは1980年頃だったろうか。ラジオで流れると頭の中で反復して離れなくなるのですぐにラジオを消していた。こう記しているだけで頭の中の何かが踊っている。で、その頃北海道を旅し…
>>続きを読むチャオ・タオの上着を頭上に掲げる防御的な身振りが2001年から06年(『青の稲妻』『長江哀歌』)まで継続しているが22年にはベストを裏返す身振りとして変奏。上着で防がれた奉節の雨も祝祭的に大同に降り…
>>続きを読む過去の映画を再解釈する実験的な映画なのだろうけど、撮りためた映像の切り貼りという印象も否めない。
それでも移動の手段の変化(最後は自分の足で力強く走る)や主人公チャオの台詞がなく表情で伝えてくるもの…
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