
短い時間の中で、ある感情の密度を測る試みである。
物語は明確だ。
2021年6月、フランス北部エナン=ボーモンの高校で、十五歳前後の二人の少女、リンダとイリナが夏休みを前に交わす日常と告白を通じて、…
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リンダ、友達のイリナの前でそれを言っちゃおしまいだよ。イリナは君がもう少しで引っ越してしまうことをとても悲しんでいるはずなのに、君といったら、引っ越しが多いのはわかるけど、これまで友達が出来ても敢え…
>>続きを読む学生の時の退屈な時間って永遠に続くような気がしてたけど、そうじゃないんだよなあって。文化祭の日に友達と二人で抜け出して学校近くの商店街をぶらぶらしたことを思い出した。何でもないことが今となっては良き…
>>続きを読む引越しが多い家庭の事情で友情を築くことに否定的なリンダと、そんな彼女に飽き足りない思いを秘めた親友イリナが、別れの悲しみを抱えながら共に過ごす最後の夏休み。生い立ちの影響で悲しみを忌避したがるリンダ…
>>続きを読むコロナ禍の夏休み 進路を前にしてグダグダと駄弁る少女たち ただリンダは家の事情で引っ越しを控えている 彼女は人との間の絆を作り過ぎることを恐れているらしい 友人イリナはそのことがもどかしく……
短…
【L'Amitie 友情】
2週間後にはブロック ふたりは違う 2ヶ月後かも 救急救命士 夏を楽しもう デニムパンツに通気口 嫌味な人 ナエルは典型的な遊び人 心を許せば痛い目に遭う 私は誰にでも…
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🌙2025.11.11_345
「だから引っ越すのが好き。
変化が好きなの、浅い関係で済むから。
人生最大の過ちを犯した、友情を築くなんて」
引っ越しを繰り返してきたリンダの気持ちを考えると…
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2025年190本目
キャパがやばい、しかし映画を観たい。
ということでいつか観ようと思ってた短めの作品を。
結論としては、正直よく分からなかった。笑
ジャンルがドキュメンタリーになってるけど…
エンドロールにもあるピアノの音が好き。単調だけどずっと記憶を辿っていくような、それでいて、彼女たちの人生がこれからも続いていく、映像外の余白を感じさせるような気持ちになる。
海辺のシーン、階段下のシ…
© bathysphere et Le BAL / La Fabrique du Regard 2022