太平洋戦争末期、アリューシャン列島のキスカ島に残った日本兵5183名の救出作戦を描いた作品で、多少登場する艦船の名前などは変えてあるらしいが史実を元にした実話である。
こんなことがあったとは全く知り…
孤立した部隊の撤退が題材のため、派手な戦闘場面は少なく質実な作り。軍令部との折衝だったり、ひたすら待ちだったり。岩礁の間を進む艦隊を、特撮等を駆使して見せる。アリューシャン列島は7月でも涼しそう。
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アッツ島玉砕後の太平洋戦争末期においては奇跡の作戦ということばは誇張でもなんでもない。先日水木しげるの総員玉砕せよ!を読んで、玉砕の意味を改めて認識しなおした。玉砕命令が出てしまえば絶対に死ななけれ…
>>続きを読むアッツとキスカ。どちらも手放した経緯の方がよく知られている反面、唯一の米本国の占領地にもかかわらず、いつ獲得したのかさえ気にもされない。この辺境の二島が占領から一年で、片や日本軍「初の敗北」地とな…
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