根岸吉太郎監督16年振り新作、退廃的な大正ロマンを背景に自由奔放に生きた詩人中原中也たちの三角関係を描くが、内容が薄く何を描きたかったのかよく解らない不透明な作品に感じた。2人の男の狭間に生きたヒロ…
>>続きを読む詩人の中原中也と居候する新鋭女優の長谷川泰子。成り行きで男女の関係になった2人の前に、文芸批評家の小林秀雄が現れた。秀雄は中也の才能に誰よりも惚れ込み、中也にとっても秀雄は剥き出しの言葉を交わせる無…
>>続きを読む集中力がまったく途切れなかった。
2本のつっかえ棒がないとおかしくなるという感覚はわからなくもない。中原中也も小林秀雄も虜にするってどういうことなんやろ。この時の泰子にわたしも会ってみたい
そして…
大正ロマンたっぷりの美術
広瀬すずさんの衣装の着こなしが素敵。
画面の明暗や色使いもよかった。
物語としては、3人の繋がりが私には理解が難しかった。
まず私には中原中也と小林秀雄なり、文学の下地が…
すずちゃんは狂気がよく似合う
すずちゃんは我儘がよく似合う
すずちゃんは強気がよく似合う
家屋や景色はもちろんザ・日本なのだけど
北欧の映画っぽく見える映像がいい
夕刻や夜の赤みがかった光の演出や…
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