『聖なる儀式』や『深紅の愛』などで知られるメキシコ映画の巨匠アルトゥーロ・リプステインの2015年の作品。
10年近く前とはいえ、日本未公開?だったこともあり、貴重な上映となっているが個人的には『…
双子の小人症レスラーと、ふたりの娼婦。
殺人や薬物に塗れたメキシコ裏町、日の差さぬ路地を生き抜く人々をモノクロームで映すアルトゥーロ・リプステイン監督作。“母の聖戦”のアルセリア・ラミレス醸す貧者…
レスラーの母(だよね?)、テオドラ・アナ・ミハイ『母の聖戦』のアルセリア・ラミレスじゃないか。
こんなところで『トラフィック』の予習が効いてくるとは。
それはさておき、劇中に出てくる目薬、本当に…
白黒ワンシーンワンカットの長回しの撮影。
特に意図やこだわりが全く感じられないが、僕はそれでもこの撮り方が好きです。
純潔の城とは全く違う撮り方ではあるが、
人間の汚さや欲望を今回も描く。
双子…
社会の底の最奥で蠢く人々の寄生と依存と共倒れ。
コントラストの効いた端正な白黒画面とスムーズなカメラに対して、それが映し出すもののグロテスクさのギャップがもはや芸術的だった。
そして終劇の瞬間に流れ…
TIFF 「メキシコの巨匠アルトゥーロ・リプステイン特集」で鑑賞。
ゴミゴミした通りを歩く双子の小人症の男たちがいる。
彼らは覆面を被り、スポーツバッグを肩から下げている。彼らはメキシコのプロレス…
前情報ほぼ無しで鑑賞してるんで、まずこの作品の時代はいつ? との疑問が…
スライムの年増娼婦とミゼットレスラー、年寄り物乞い等々 白黒画像と相まって1950年代か? とはいえ携帯やノートパソコンに監…