このレビューはネタバレを含みます
決して万人が面白いという作品ではない。
行動を起こすまでの心情変化がメインと感じたから。
また、その行動の発露が宗教観から来る所もあるからです。
そのせいで日本人からは、『なんでそんな考え?』となる…
ドイツ教会牧師が加担した、数あるヒトラー暗殺計画の1つであろう作戦と牧師の短すぎる生涯を描いたドラマ。
と言うかこの牧師が直接暗殺に関わったわけでは無いですが。その部分よりも興味深かったのはナチスと…
ナチス政権下で懸命に生きたドイツ人牧師、ディートリヒ・ボンヘッファー。
教会は聖域でありヒトラーを崇める場所ではないと強烈に批判し、内側からドイツの崩壊を阻止すべくスパイとなる。
歴史にもしもはない…
「悪の前の沈黙は悪である。神の前に罪である」
「教会は聖域であり、権力の場ではない」
こんな牧師がいたことを知らなかった!
ナチスドイツと闘い続けた実在の牧師ボンヘッファー!
第二次世界大戦下で…
とても偉大な方の、生き様を知ることができてとても良かった。
「悪の前の沈黙は悪であり
神の前に罪である」
この言葉について、
悪を決めつけ、偽善的に行動する時にこそ人は暴走するので、「悪」かどう…
なぜボンヘッファーが強くヒトラーを嫌悪し暗殺を考えたのか経過がもっと描かれていれば…。あと、キリスト教についての知識があれば、きっと深く理解することが出来たのかなとも思う。とにかくキャスティングとか…
>>続きを読むちょっと宗教色が濃すぎたかなとも思うが、牧師でありドイツ人でありながらもヒトラーに屈しなかったということは素晴らしいと思う。
ただやはり牧師という立場でこんなに容易にできてしまうものなのか?
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このレビューはネタバレを含みます
・知らない偉人がまだまだいるもんだ
・中盤の展開をもうちょっと頑張ってほしかった
・あの収容所は逃げられるんでは・・・
行動しないことも行動だし、沈黙もまた発言
イギリスもできなかったナチスへの宣…
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