ある劇団女優が自分の別荘に遊びに行って、色んな過去の出来事や身内の不幸に遭遇する話。
淡々とした会話劇なのに何故か引き込まれる。
テンポがいいのもあるけど、わざと劇風なセリフ回しがそれを増幅させて見…
この映画において描かれるのは、老いの多様性である。病に冒され自らの人生に幕引きをする朝霧鏡子と観世寿夫の老夫婦、子供の結婚を見守り次代への継承を終える乙羽信子の管理人、自ら舞台にまだ立ち続けようとす…
>>続きを読む 新藤兼人監督の作品を何本か観たのだが、どれも先が読めない緊張感がある。
この話も、大まかに言えば老人が人生や生きていく事を想う物語ではあるのだが、平穏の中に異常とも思えるような演出が続き、次は何が…
第19回日本アカデミー賞受賞作品。
最初の5分で、この映画外したかな?と思っていたら、登美ちゃん登場からなんとも言えないジワジワくるシュールな笑い、正直かなりおもしろかった。
大女優役の杉村春子と…
タイトルだけは知っていた。あまり興味のない系統だけど、番組紹介欄に「生きる意味を問う作品」とあったので見てみた。
1994年(平成6年)の作品だが、セリフの言い方や演出等々昭和の雰囲気だし、主人公…
新藤兼人監督の作品を初めて見た。
作品全体に生と死との問題を扱っていて物語としてはとてもよかった。本当に脚本がよかった!!
とは言いながらも、ここまでのストーリーのよさに反して、ここまでアート性…
結婚式の前に行う「足入れ」という土着の儀式が物凄く印象に残った。何故ならおちんちんの形をした物がいっぱい出て来たから(笑)
この映画は生と老いと死をテーマにしてるけど自分が観るにはまだ早過ぎたのかな…
近代映画協会