【1995年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
新藤兼人が『ある映画監督の生涯』以来二度目のキネ旬一位を獲得した作品。主要キャストを老齢の大スターで固め話題になった。
別荘にやってきた大女優に…
老夫婦の自殺以外は、まあまあ面白かった。
「もはや、これまで」か。遺族へのショックは少なそうだな。
それに比べて、老夫婦の自殺はなんか納得いかない。妻の状況からすればもう少し余生を楽しませてもいい…
老女優の旧知の人々が別荘に集まり、各々に老いに対して思いを馳せてそれぞれの道を進む話。
老いに対する実感がまだ無いんだけど、それのやるせなさ、みたいなのは十分に感じられる映画だった。
ボケた…
ある劇団女優が自分の別荘に遊びに行って、色んな過去の出来事や身内の不幸に遭遇する話。
淡々とした会話劇なのに何故か引き込まれる。
テンポがいいのもあるけど、わざと劇風なセリフ回しがそれを増幅させて見…
知名度的には高くない作品だが、未知との遭遇、過去、現在、未来を見つめ直す貴重なヒューマンコメディだ。
老女優が避暑のために高原の別荘で休養を取る中で、若い頃に苦楽を共にした旧友と再会を果たし喜びを共…
独特。
生と性。
独特の気持ち悪さを孕んでいる。
いい意味でも悪い意味でも。
戯曲のような台詞回しや、過剰な感情をのせない演技。
一見、意味なく挟まるちょっとした事件。
冒頭からは想像がつかない…
近代映画協会