始まりの違和感ある音楽といい、間宮の家に行った後のフラッシュバックのようにシーンが入れ替わるところ、不安を掻き立てられて怖かった。『蛇の道』もそうだったが、音とかカメラワークで気持ち悪くさせるのに長…
>>続きを読む■刑事vs殺人犯というよくある形の映画
かと思ったらその様相さえ変わる映画
■シンプルに難しい。難解な作品
自我や無意識、深層心理といった類の心理学や精神分析学的な難解さがあります。
それプラスで…
見終わったあと、とんでもなくおぞましいものを目撃した胸糞悪さと人間として生きていることへの根源的な罪悪感が残る。
しかしそれでもまた見たいと思わされること自体が、この映画の中に無意識下で取り込まれて…
10代の終わりの頃に観て、腰を抜かした映画です「CURE キュア」。早稲田松竹様で久方ぶりに観てきました。
いやー、時間淘汰で褪せることなく、いまだに鋭敏な恐怖を放ちまくってました…なんちゅう映画強…
黒沢清の原型があふれるサイコ・サスペンス。近年のサイコパスと呼ばれる単なる人殺し映画とは水準がはるかに異なる。ホラーとしても優れた黒沢独自の領域を拓いた作品。
黒沢の原型は揺れるカーテン、窓から投…
考察を見て納得。
人間が人間であることが病でありそれをcureするのが伝道師の役割って納得できたけど、初見で考えるにはむずすぎる笑。だけど上司からのハラスメントだったり、階級で全てが決まる現代社会の…