超久しぶり。黒沢の最高到達点。Jホラーブーム勃興前夜、真の裏番長の如き傑作。黒沢の中でも親切丁寧な程にわかりやすい。音の使い方が特に凄い。エドワード・ヤンの「恐怖分子」(1986)を想起。影響受けて…
>>続きを読む人生ベストに入れます。
この狂気、この憎悪、この殺意、人間が心の奥に持ち得る負の感情はほんの些細なことから爆発する。淡々と行われる殺人はどこか無機質で冷たかった。
役所広司が染まっていく感覚と、萩原…
世界で一番好きな映画。
GYAO!がまだ生きてた時に無料になってたからなんとなく見たら、めちゃくちゃ怖くて面白くて、何回も見た。
まず役所広司が格好よすぎ。ロングのトレンチコートが似合う日本人ベ…
催眠術で他人を操り殺害させる男とある横暴な刑事との戦い。
主人公が暗黒面に飲まれていくような作品好きだから面白かった。主人公と犯人は鏡写しのような同属性であるのが面白いところ。最近は落ち着いた役が多…
青髭の童話がベースになっている。開けてはいけない小さい鍵の部屋には殺された青髭の前妻たちが吊るされている。その小さい鍵の部屋を開ける=自我を解放させる間宮の存在。
収容施設での高部と間宮の会話シー…
このレビューはネタバレを含みます
原題『CURE』 (1997)
監督・脚本 : 黒沢清
撮影 : 喜久村徳章
編集 : 鈴木歓
音楽 : ゲイリー芦屋
出演 : 役所広司、萩原聖人、他
連続猟奇殺人事件を追及する刑事と、事件に…