2025.129
リアル悪夢こと『オオカミの家』は、まだ挨拶代わりの軽いジャブだったのか…と思うほどの衝撃。
映画の構造を意図的に破壊する、その破壊の美学。なんだこれは。美しすぎる。天才か。
こ…
箱物語の構造と映画制作のメタ認知的な要素が良かった。制作現場が、キーファーのアトリエっぽい感じで格好良いし、見せ方の手法が『オオカミの家』からさらに広がっている。心理療法士のが患者の妄想に巻き込まれ…
>>続きを読むチリの政治的な物が題材というくらいの情報しか入れずに観たらスゲかった。実写、アニメ、人形、影絵を駆使した映像は演劇的で諸々を動かすタイミングの妙に痺れた。難解な上、G・マルケスのルポ読んだくらいじゃ…
>>続きを読む歴史的背景を少し調べた。頭には入るけどネイティブな感覚では理解できなくて、少し手が届かない空虚な部分が幾つかありました。
その空虚感と、作品全体の彩度の低い映像から、この世から大事なものだけすっぽり…
2024年。ギャーッ! タスケテーッ! 「こんにちは。私はアントーニア。女優で臨床心理学者もやっています」という名乗りから、「私の診療がきっかけで作られたものの盗難に遭って失われた映画があり……今…
>>続きを読むハイパーボリア人とはクトゥルフ神話に登場する伝説の"北方人"の事ですね。グリーンランドにあったハイパーボリアに最初に文明を築いた全身を毛で覆われた人類の事で、300万〜170万年前に繁栄して滅んだ種…
>>続きを読む『ハイパーボリア人』盗まれたフィルムを再現する設定なので主演以外の役は人形、背景は布、小道具は紙で代用。患者の妄言から始まる物語は政府の陰謀に巻き込まれて都市伝説めいた異世界へと招く。アナログ手法と…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
この映画について語るために、まず一人の人物を紹介する。
その名は、ミゲル・セラーノ。
彼はチリの外交官であり、勉強家であり、そしてネオナチの大家であった、異質な人物だ。
日本やドイツでは、おそ…
© Leon & Cociña Films, Globo Rojo Films