このレビューはネタバレを含みます
この映画について語るために、まず一人の人物を紹介する。
その名は、ミゲル・セラーノ。
彼はチリの外交官であり、勉強家であり、そしてネオナチの大家であった、異質な人物だ。
日本やドイツでは、おそ…
アリ・アスターにフックアップされたコンビ監督、レオン&コシーニャの新作。
先日、YouTubeで無料限定配信され話題になっていた『オオカミ🐺の家』と続けて観たが、個人的にはこちらの方にブっ飛ばされ…
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』という児童書シリーズに北方の巨人として「ヒュペルボレオス人」というのが登場したのを覚えています。人生いつどこで何が役立つか分からないものですね。
夢と現実と…
アニメーション、人形、影絵、実写がごちゃ混ぜにされ、ひとつの映像言語に収まらないことで、観客は現実と虚構の区別を失い、ただその奇怪な世界に身を浸す。
最初は不気味でしかなかったキャラクターたちが、見…
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なんか、舐めたレビューしてんなって思うかもやけど、内容むずくてできんのよ。ストーリーのミステリアスな感じとか、歴史的、政治的背景がミチミチに詰まってるから。だから制作手法とか凄い〜とか言ってたら文字…
>>続きを読むあまりにも映像のテンポや監督たちのやりたいことに勝手ながら理屈でなく共鳴できた体感があって、その感覚のせいで感想を言葉にした途端陳腐に感じそうで、人生ベスト映画ランキング入りそうなぐらい深く刺さって…
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現実と虚構の境界を曖昧にさせることが目的なのかスタジオから始めていたりメタフィクションを織り交ぜ、物語の内容も政治と神話、陰謀論に絡ませてぐちゃぐちゃにしているところが良い ストップアニメーションと…
>>続きを読むオオカミの家でも衝撃だったけど、こちらは実写も交えての母ちゃんの手作り感もある不思議セカイ系。パプリカにマトリックスにハルヒも混じったみたいな悪夢SF。
独特なセンスの配合はとても好みだし、
チリと…
© Leon & Cociña Films, Globo Rojo Films