ベルナルド・ベルトリッチと言えど
最初はこんなだったんだねって感慨深くなる映画
一応羅生門チックなミステリーではあるんだけど
盛り上げる気が無いんだか何なんだか盛り上がりを放棄しているから
犯人が…
ヌーヴェル・ヴァーグだと思って当時のローマの風景や、数カットあるモノクロ特有の美しい映像に集中して、ストーリーは気にしない「映画通」のフリをして自己満足に浸る作品。
と言うか、このストーリーでいい…
え゛ー、これだけですか? ってな感じです。
算数の論理パズルみたいに参考人の証言を正しく構成すれば犯人が一意的に定まるとかでもないし。
それぞれの参考人がそれぞれ個別の証拠をそうとは知らずにバラバ…
ところどころ「お」と思うかっこいいカットはあるんだけど、全体的には散漫で退屈なので、この才能の展開は次作の「革命前夜」を待たないといけない。最初、黒澤「羅生門」のようなことをやってるのかなと思ったけ…
>>続きを読むベルトルッチ長編第ー作。一瞬、黒澤も描いた芥川の“藪の中”調かと掠めたが違う。当時の若者文化香る異なる膨らみを持つ複数の話が1か所で重なる構造。やはり表裏別視点から覗き見るような重なる場面が秀逸。…
>>続きを読むパゾリーニが原案で21歳のベルトルッチが監督との事だけど、革命前夜といい、初期のベルトルッチはド下手!羅生門と構成が似てるけど、無駄なシーンばっかりでちっとも話が進まず、全く面白くない。変に青春映画…
>>続きを読むローマのテーヴィレ川のほとりで娼婦が殺害される事件が起きた。
その時間帯に川のほとりにいた人物達を警察は取り調べている。
その人物達はそれぞれ人には知られたくない事があり・・・。
『ラストエンペラ…