このレビューはネタバレを含みます
1.はじめに:マイク・リー監督との相性
①1943年英マンチェスターに生れのマイク・リー監督は、私より2歳上なので、親近感がある。
②処女作の『ブリーク・モーメンツ(1971)』(日本未公開)以降…
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いつ明るくなるのかなぁ、それはどんなきっかけかなぁとずっと観てた。ならなかった。すごいショック。同じDNAでも妹とは正反対の性格。変われるはずなのに、変わらなかった、堅くにも。多分幼い頃の思い違い。…
>>続きを読む怒りというのは体力が必要である。しかも彼女の苛立ちは相手に向かって怒鳴り散らす、当たり散らす。しかも家族だけでなく、ショップ店員やその客にまで。うぅ、誰も近づかないよ。一言ではないし言い返せば倍返っ…
>>続きを読むこの映画を見て不快に感じない人はいないと思います。当然ながらマイク・リー監督はわかってやっているわけですので、じゃあなぜかと考えることになります。
多くの場合、怒りの裏には悲しみがありますがそれだ…
ひたすらキレ散らかしてるおばちゃんの話。
・人物紹介的な感じかと思ったら本当にずっとキレてるシーンが大半だった
・普通に自分の身近にこんな人いたら嫌だ
・でも結局最後は肉親というか、嫌な思いさせられ…
今作を楽しめるほど大人じゃなかった。
とりあえずずっと引いちゃうくらいキレ散らかしてて本当しんどいだわ
ただ、これはあくまでも前振りだから、振りがきいていればきいてるほどその後の展開おもろくなるぞ…
配管工の夫、20代の無職の息子とロンドンで暮らす主婦パンジーは、いつも何かに苛立ち、家族や赤の他人に暴言を繰り返す。
美容師をして娘2人と楽しく暮らす妹のシャンテルは、母の日に、亡き母の墓参りに彼女…
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精神が削られる映画
演技力、没入感、多様な解釈ができるという点では文句なしのスコア5だが、個人的な好みによって3とする。
主人公のパンジーは今でこそクレイジーで怒りに支配された人になってしまった…
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