「死」ってなんだろう?という純粋な好奇心から始まる夏の物語。
小さな庭で少年たちが無邪気に遊ぶうち、壊れそうな老人の心に、友情という「花」が咲く。
映像には緩やかな静けさがあって、でも橋の欄干を歩く…
坂道を駆け上がる。雨が降り出す。生き生きとした子どもたち。それぞれがバラバラなようで、でも確実に“ひと夏の奇跡”に巻き込まれていく。
三國連太郎の存在感は、もはや演技を超えている。「老い」ではなく…
90年代のありきたりな邦画かなと思ったら凄く良くてびっくり!
まだ昭和のにおいが残る平成初期がいいですなぁ。
三國連太郎はやっぱり凄いな!
最後の淡島千景の演技も鳥肌ものだった!
ていうか、昭和の日…
この時期になると新潮文庫の100冊として
しばしば本屋に平積みされる名作を
セーラー服と機関銃を撮った監督が映画化した作品。
原作を20年前ぐらいに読んで、
この映画が公開された時少年たちと同い年…
人並みぐらいには映画を観てきたけれど匂いを思い出すことは数少ない あ、これは 夏の匂いだそれも 絶対に小学生のときの 劇場の中で確実に私の鼻先を掠めた どのシーンかは忘れた 雑草ボーボーの中ロープく…
>>続きを読むさすが相米慎二監督、よく男子小学生3人で撮り切ったなあと思う。
最後の場面は幻想なのか、時の経過を示すだけなのか。
夕陽がやたらと綺麗なシーンが2箇所ほどあったり、序盤で明らかに幻想的なのは病院の…
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