敵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『敵』に投稿された感想・評価

4.2


[ 敵 ]

「なにが敵なの?」
その回答は間違いではない

ただその問いが一生わからなければ
敵に追われるのだろう

いや、理解しても追われるのだろう
終われる日々に。
____________…

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妻に早くに先立たれ子もおらず、仕事も引退して10年近くになる孤独な仏文学の元教授。来たる日に向けて生活費を計算し、遺言書も書き終えて淡々と暮らしていたある日不審なメールが届いて…。

フランス文学と…

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Kiki
3.8

タイトルの『敵』とは

終活準備をする元フランス文学教授
渡辺儀助、77歳の一人暮らし
昭和の佇まいのお勝手や庭(井戸)

監督・吉田大八
原作・筒井康隆
主演・長塚京三

よく夢をみる
煩悩と妄想…

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死を前にして自らの卑しさや寂しさを覗き込んだ、独居インテリ老人による dark twisted fantasyなドリームシナリオ


これは、信頼できない語り手の究極バージョンじゃなかろうか。

試写会当選@ユーロライブ🌟 Filmarksさんありがとう😊💕

プロデューサーさんと吉田監督のティーチイン付き試写会に参加。
映画そのものの感想としては前半と後半とで別の映画のような感覚を覚える不…

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TM
4.0

とても怖い映画だった

渡辺先生のようなスノッブな人生とはほど遠いにしろ、自分にもあり得そうな未来と重ねてしまい我が事のように思えて終始ヒリヒリとしながら見た

瀧内公美さん、河合優実さんの配役が怖…

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なる
-
筒井康隆ワールド全開、優しい生活をコミカルな幻影が裏返す
4.0
レイティング一般、WOWOWの録画。
原作は筒井康隆先生で、謎の展開と丁寧な作りに引き込まれる。
モノクロだけど、フードスタイリスト飯島奈美さんの手がけた食事シーンが印象的で、同じものを食べたくなる。
AI
4.1
鑑賞記録
244
3.9

 奥さんに先立たれて隠居してる大学教授が夢と現実の区別が無くなり魘されていく話。
 全編白黒やけど食事のシーンとか色見えるように感じた。
 老後の一人暮らしってルーティン的に生きるようになるやろうし…

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