引退して一人暮らしをしている仏文学者の話。
妄想と現実を行ったり来たりする奇妙な感覚と、長塚京三のちょっとした表情の変化が楽しい。
白黒映像については、主人公のきちんとした生活ぶりや、しっかり建てら…
私は筒井康隆が好きなのに劇場で観られなかったこともあり、この数ヶ月頭の隅っこでこの映画のことが気になっていました。
配信されてすぐ夏の朝7時くらいから観始めたそのタイミングも良かったのだと思いますが…
普段、夢(想像)の中の人間は自分が夢境にあることを意識できない。後半、幾つの夢(想像)を経て、儀助が自分が夢を見てることを確信していることが、現実と想像の界隈がようやく無くなったのを物語る。だから、…
>>続きを読む元教え子役の瀧内公美がいい。ワイシャツ姿が原節子を意識してるんだろうなー。清楚さと淫靡さをまとった姿が素晴らしい。
※と思ったら、実際、原節子みたいにと伝えていたと舞台挨拶の動画で監督が言っていた。…
やっと見れた。
キャスティングがとても良くて、見てて楽しかった。良い映画じゃーーんという配役。中島歩ほんと良い。
キャスティング含め、すごい丁寧に作られてるなって感じがして幸せな気持ちになった。…
元大学教授の日常と幻想の物語。
最初は終活版PERFECT DAYS的な話なのかと思っていたら、敵についてのスパムメールを目にした辺りから主人公の世界が崩れていって、途中からホラー度高めのファーザ…
妻に先立たれた男やもめ元仏文大学教授の一人暮らし
それにしても家事である
さぞやお困りのこと思いきや掃除・洗濯・料理まで何から何までテキパキなのである
特に料理である。魚焼き網で焼く鮭は勿論焼き鳥、…
一体私は何を見せられてるんだろう…という感想。
「敵」はやはり老いとか、執着なのかな。
後半は現実と妄想のMIXなんだろうけど、主人公視点からするとたぶん現実なんやろうな(実際、存在しない人と会話し…
モノクロである意味を感じた。
吉田大八監督の力量が凄かった。
長塚京三さん、素晴らしかった。
そして、役者さん、皆様素晴らしかった。
監督が
"自分自身、この先こういう映画は二度とつくれないと確信…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA