『桐島…』や『パーマネント野ばら』などの吉田大八監督作で、東京国際映画祭でもグランプリの作品です。原作は筒井康隆さんの小説で、だからなんだってぐらいに小説を読んだことはないのですが、SF小説家として…
>>続きを読むこんなにタイトルが鑑賞中ずっと頭の片隅にあった映画も珍しいなと思う。
前半の主人公の生活とタイトルにギャップを感じて何が敵なのかずっと気になって興味深く見られた。
が、突然メールで敵の文字が出てき…
世の中変わっちゃって、元大学教授の誇りとかプライドとか、そんなの生きるのに邪魔なんだ。でも、ただ生き延びるために生きることををどうしても受け入れられないんだよ。
あのころ普通だった生活が、今では贅沢…
『敵』の渡辺は、元大学教授で豪邸にひとりで住む
コーヒーは豆から挽き、洗濯物はきちんと畳む
冷麺食べるときは韓国料理屋でよく見るあの銀の食器にきれいに盛り付け、ゆで卵も切って入れる!
『PERFE…
怖いわ…
てっきり、終活も終えて余生のはずの元教授が色めき立って狂わされていく、的な話かと思いきや、それどころではなくどんどん不穏になる空気。ためて、ためてからの数少ないジャンプスケアシーンで過去…
初老の丁寧な1人暮らしを淡々とから、次第にドロドロと混沌としてくる。
結局いったいなんだったのかよくわかんない。
またそれかいしつけーとなってたけど、見応えはある。
それぞれの配役も良かった。
筒井…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA