パサジェルカの作品情報・感想・評価

『パサジェルカ』に投稿された感想・評価

製作途中で、アンジェイ・ムンク監督が事故死してしまい、未完成のままだったものを友人たちが再構成して完成。
本当にこのプロットが監督が意図したものかは確かめようがないのだが、その不確かなあたりも観客の…

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アンジェイムンク監督の遺作。やっと見れた。
アウシュビッツ強制収容所の女看守だったリザ
夫と共に久方ぶりに故郷へ帰る船旅の最中、看守当時に目をかけていた囚人マルタに似た女性を見掛け…
監督の交通事故…

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主題は、アウシュビッツにおける看守と囚人の奇妙な関係性を軸に据えた心理劇であると同時に、語りの不可能性そのものを構造化した作品でもある。

冒頭、アンジェイ・ムンク監督の事故死により本作が未完成であ…

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この世で最も美しく悲しい切り返しがある。
成瀬の乱れるにもお互いの距離を徐々に詰めていく切り返しがあったな。
このレビューはネタバレを含みます
「過去に無関心な人々の中でリザは生きるだろう」「しかし本当に人々は無関心で生きられるのか」
と、元も子もなく、リザを追い詰めるナレーションで終わる。儚さ、、。
紙芝居映画かと思えば途中でスクリーンが広がり、圧巻な映像が広がる。

「未完」🍊の映画、それに加えて偶然の再会という主題だから尚更この後の展開が気になる。
UE
4.0
犬が整列してるショットがバチバチに決まってる。整列してる時に段々と男と女が距離を詰めていくシーンの緊張感と切なさ。基本的にマルタとリザの視線によって物語が進むかっけー映画だ。
このレビューはネタバレを含みます

ゴダールの「映画史」に印象的に引用されていたのでDVDを買って見てみた。表題は「passenger」のポーランド語でここでは「女性の旅客」を指す。本作を撮影中に監督が事故死してしまったので未完の作品…

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4.0
強制収容所での女と女の視線バトル。バッチバチで面白い。
ピントも合ってない奥でさりげなく暴力が振るわれていく恐ろしさ。犬の顛末。

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