受難
舞台演出家ジャフィーは、新人女優"リリー・ガーランド"に仕立て上げ、大成功を収める
だがリリーはジャフィーの干渉と束縛に耐えかね、ハリウッドへと去ってしまい……
会話劇
ドタバタ
笑いが…
同軸の寄りは舞台観客のカメラポジションでありながら最も映画的な編集であると言わんばかりの映画と演劇の出会い方がもはやカサヴェテス。冴え渡っているとはこのことか。太っちょの方がジョン・バリモアを説得す…
>>続きを読む〇1カット平均=11.06秒。長めだけれど、あわただしい印象が強く残るのは、絶叫芝居と画面の中で出演者がものすごく動くからでしょう。まるで、スポーツの試合を見ているようで爽快。
〇車掌の「背中」に貼…
2015/7/5
何よりも特筆すべきは、ジャフィ演じるジョン・バリモアの怪演っぷり。多少オーバーアクション気味ではあるものの、序盤の立ち位置のチョーク書きと針の一刺しだけで完全に魅了され、最初から最…
新婚夫婦がささいなことで喧嘩して離婚、お互い別々にパートナーを見つけるが、妻のほうに未練があって、旦那の再婚披露宴で泥酔したまま醜態を晒し破談。元鞘に戻ってハッピーエンド。歌って踊って走ってサービス…
>>続きを読むブロードウェイの天才プロデューサー・オスカーは素人同然の新人女優リリーを抜擢、舞台は成功し二人は結ばれる。しかし、嫉妬深くなにかと傲慢な振る舞いにリリーは嫌気がさしてハリウッドへ転出、一躍映画スター…
>>続きを読むジョン・バリモアとロンバードがマシンガンのようなセリフの応酬を聞かせ、ひとときも見るものを休ませない。
すこし休ませてほしいと思うほどつづくそのあまりの狂気とテンションにもかかわらず作品が破綻しない…