混濁した走馬灯を無理矢理書き起こしたようなものだったらどうしようと身構えていたのですが、きちんと強い意志を以て制御された作品で安心しました。引用と編集による散文詩のような本編とその背景を通して、最後…
>>続きを読む動悸がして、動かないはずのイメージが揺れていた。
スクリーンに白色が投影され右から左に動いていくのを見て、
私は電車が向かってくるよりもびっくりした、と言ったら嘘になるが新鮮な感覚を覚えた。
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いくつも好きな映画はあるとはいえ、ゴダールこそ世界最大の過大評価……と思う一方で、映画表現を拡張しまくったとんでもない功労者であることも、それはそれでほんとう。
馬が馬でないことを示すには、馬より…
【ゴダールかく語りき「映画ではないものは何か?」】
動画版▽
https://www.youtube.com/watch?v=B1U87j9d-Zs
有料note全文▽
https://note.…
111/2025 ル・シネマ渋谷宮下
本編は美術館で見るアートって感じ、ラストのベッドに座る本人は生々しかった。
その後の創作現場と言うよりは老人ホームでの巨匠の映像は感慨深いものがありましたな。手…
鑑賞記録
これは、ちょっと点数つけられないなぁ。
安楽死する前日の人の姿なんて(しかもそれがゴダール)どういう感情で観ればいいんでしょう。
これが、最後まで映画と向き合い、映像表現を考え、…
ジャン=リュック・ゴダール『シナリオ』もよかったが、なにより併映されたドキュメンタリーが面白かった。語っていたノートのページに間違いがあって、みんなあたふたして、ゴダールもおじいちゃんだから直し方あ…
>>続きを読む©Écran noir productions — Arte France — Nekojarashi/Roadstead