ここ最近のオゾン作品のなかでは一番見応えがあって好きだった。先が読みづらく吸引力のあるストーリー。落下の解剖学に似たグレーな部分が多く、登場人物たちの思惑を考察するのがおもしろかった。自分勝手だけど…
>>続きを読む前作「私がやりました」のテイストを感じつつ
過去の過ちを背負い想いを飲み込み生きる人たちを静かに優しく見守る作品だった
(ただ娘がちょっと可哀想だなと思った)
最初と最後に流れるピアノの優しいメ…
『秋が来るとき』なんて可愛らしいタイトルに騙されてはならぬ。濃厚な人間ドラマで想像以上のサスペンス。面白かった!
結果がどうあれ皆「良かれと思って」行動するし選択する。でもそこに打算があったりなか…
過不足ない語り口とはこのことか。フランソワ・オゾンが老年差し掛かった女性の人生を描く。美しい田舎の秋の風景を捉えながらも、演出の絶妙な緩急によって画面から緊張感が途切れない。過度に疑わしい状況を回避…
>>続きを読むこんな感じの婆さんいるわー。と思ってみてたら、途中であれあれそういう過去でしたか。になって。
インテリがこね回す『落下の解剖』よりも私は好きかも。というか本質よね。こっちのほうがテーマが深い。比較…
このレビューはネタバレを含みます
ひょっとしたら、、、と考えはじめると色んな疑惑がとめどなく浮かんでくる。いやまさか、と綺麗なことだけ信じたい気持ちと、でも人の心って分からないよね、と受け入れようとしている自分がいる。
本当にどうし…
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