押し付けがましくない人生讃歌にさざなみのような感動が広がる汎コーカサス的超個人的傑作。ジョージアの苛酷な歴史を生きて老境に差し掛かった人物たちの一年を描く。雪が降る中ガラス窓を蹴破る。ビデオ映像。ビ…
>>続きを読む 随分と脂が染みたグルジア版『フレンズ』みたいな話。
画家コスタが祖父母の代から暮らすグルジアの古いアパートに集う芸術家たちの恋と友情の悲喜劇を描いたコメディなんだが・・・。
古い町並みやア…
ラストシーンにグッときた。
旧ソ連からの独立、内線、ディアスポラ(民族離散)を経たジョージアで、
電気も止まる貧しい暮らしながら、
個性的な芸術家達が賑やかな日々を送る姿を描く。
コメディタッチ…
1991年のジョージア。ソ連が崩壊し、ジョージアは独立を宣言するが、新たな戦争によって失われた。27年後、画家のコスタは祖父母の代からの家の半地下に暮らし、そこには芸術仲間たちが集まっていた。生活は…
>>続きを読むアサギマダラという蝶がいる
海を越えて2,000km旅をする
なぜ命がけで旅をするのか?
なぜ見た事もない世界をめざすのか?
日々旅にして旅を栖とす蝶
コスタの恋人ニナっぽい
アメリカに嫁いだ…
1990年代にロシアからの独立を経験したアーテイストたち。彼らの27年後の姿を描くジョージア映画、だと思う、多分。
というのも、ちょっと咀嚼しきれなかったから。
良い歳 (40〜50代?) になっ…
『ゴンドラ』に続き2作目のジョージア映画
民族離散の悲しみを蝶の渡りに例えた悲喜劇。
戦争、ディアスポラ、不安定な国内情勢など今の日本では考えられないことばかりだが、そう遠いこととも思えない。
故…
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