このレビューはネタバレを含みます
1930年代後半、お互いの目論見のため夫婦になり、日本を離れ上海のクラブで働く事になった2人。
戦争の影がしのび寄る上海のクラブで、ジャズに情熱を燃やした人々の暮らしは廃退的華やかさに溢れていた。…
・序盤こそジャケット写真さながらの賑やかで平和な世界だが、中盤からにわかに戦場に放りこまれる。上海から戦火は去っても第二次世界大戦に続く不穏な空気が覆い続け、もはや陽気な世界はラリった頭の中や悲しみ…
>>続きを読む2024年 鑑賞 24-168-49 [10-13]
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
劇団自由劇場の斎藤憐さんの戯曲を原作に、「蒲田行進曲」「華の乱」等の深作欣二監督・脚本による、中華民国期…
舞台は上海
派手な衣装で歌って踊る、マドンナとリリーのショーは華麗だったが、ジャズは確かに今一つだった
戦争中、日本軍の残虐行為やアヘンの斡旋など、反日の色が濃い上海で、敗戦後も日本人が暮らしていた…
上海でジャズクラリネット演奏を夢見る青年とパリでホテル経営の勉強を夢見るお嬢様の青春ドラマ。
原作は斎藤憐の戯曲。
深作欣二が監督と脚本を務め、松坂慶子がヒロインを演じ、志穂美悦子、風間杜夫、宇崎竜…
「蒲田行進曲」でお馴染みの3人が登場。もちろん監督は深作欣二。脚本はつかこうへいじゃないけど、舞台演劇調の同じ世界観が共有されている印象。つまりコテコテ。
戦争中、上海が一種の結界となって、ジャズ…