パッとしない中年落語家が、2代目としての葛藤や家庭の都合などモヤモヤ生きながら、突然現れる「師匠!」と呼んでくれる若手との出会いで考え方を転換していく物語。
私はこれまで全然落語に触れてこなかった…
逃れらないもの。出自であるとか。影のようについて回るものとの向き合い方を考える。
登場人物が全員身近にいそう。みんな誰しも駄目なところがある。でも、みんなで補完し合えばなんとか生きていけそうやんっ…
どうしようもない人間の情けない人生はおもしろい。みっともなくて美しい。
涙が溢れる場面で劇場では笑いが起こってて、私には悲劇的に見えたシーンも誰かには喜劇的に映るんだと感心した。
どうしようもない人…
映画を観ているうちに、これはドキュメンタリーなのではないかと感じてしまうほど、登場人物たちのやり取りが自然だった。「落語は業の肯定」という言葉は、談志の名言として知られるが、その業をまさに自身で体現…
>>続きを読む辻凪子さん目当てで鑑賞
どうしようもなく情けないのは2代目萬大亭太紋だけでなくその周りの人々、
ネタの書けない漫才師、希子とホストにハマってる相方の千恵
スナックの経営がうまくいかない希子の母 陽…
野辺富三サン演じる落語家。冒頭はサッパリ冴えない感じで物語は進んでいくが辻凪子サン演じる若手漫才師・希子の登場で大きく物語が変化していく。
個々の家庭環境や周囲の人達との交流の中で、物語も終盤を迎え…
落語を題材にした映画は数多くあれど、
かなりの傑作です。
どうしようもない二代目の落語家が主役。
どうしようもないところの時間は少しキツイですが、若い女性漫才師の存在が微笑ましく、徐々に落語家と師弟…
落語家二代目師匠太紋(野辺富三)の落語が全然受けない。性格も暗くていつも俯いている。そんな太紋が売れない若手漫才師希子(辻凪子)と知り合って自分の人生を見つめ直していく物語。介護や貧困の問題、相棒の…
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