名前のノートの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『名前のノート』に投稿された感想・評価


『名前のノート』 (2023)
  🇨🇱チリ  8分


監督・脚本
クリストーバル・レオン&ホアキン・コシーニャ

ピノチェト軍事独裁政権によって、行方不明となった、未成年の犠牲者の…

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440
3.7

消息不明となった子供たちの記録

過去には取り返しのつかない残酷な歴史がある。
そしてそれは現代でも起こっている。
名前や存在すら知ってもらえない多くの犠牲者。
そんな彼らの想いを作品として世界中の…

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MY
3.0
アニメーションに現実の光が差し込んでくるシーンが魅力的だった。

文字通り、疲弊と焦げついたような遣る瀬無い感情が木炭や鉛筆のようなタッチで綴られる一作。

我が子の安否を案じながら、そこに暴力や性暴力の可能性を強く意識し絶望する思いが「ノートのページに残る消えな…

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これもまた、簡単そうで、手の込んだアニメーション。
短い作品だけど、後半、名前を読み上げているだけというのが、なんとも辛かったね。
須見
-
フッホフッホフッホ
S
-
読み上げられる、自分の知らない名前たち。でも、誰かにとっては特別な意味のある名前たち。エリュアールの『自由』の詩を思い出した。8分間のノートの上に、重い歴史の痛みがある。

「ピノチェト軍事政権下で行方不明になった未成年者達への追悼アニメ」という前提を知らないと、何がなんだが分からない(私の知識不足)が、「帰って来ない子供のカビ臭くなった服を洗濯して、またカビ臭くなるま…

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この作品… 『ハイパーボリア人』とセットだからか、その“裏側”のような気がした。

ただただ、愛のこもった手紙。

親が子を思う、地球上に存在する一番ベーシックな愛。

それなのに、その対象がこの世…

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