出てくる男が全員どうしようもなくクズなのだが(「浮気くらい夫の働きのうちだぞ」とか平気で言っちゃう)、究極の選択を迫るストーリー展開は流石の増村作品である。
「私が欲しいのはお金じゃない あなたよ」…
このレビューはネタバレを含みます
社畜&無能二世チームVS
ギラギラ田宮二郎
この田宮二郎は、男からみても、
ひたすら格好いい。
スパッと、あややを選ぶ覚悟も惚れ惚れ。
グダグダと、条件つけてるんじゃないよ!川崎敬三!
岸田今…
夫は何も見ていない。わたしと昇進どっちがほしいの、と迫られても決められないぐずぐずした男は捨ててしまえ。とか本当にそんなことをしてしまうと、兄に平手打ちで叱られるだなんて、実に気持ちが悪い。この時代…
>>続きを読む1964年 監督は増村保造。
直木賞作家、黒岩重吾の「女の小箱」が原作
岸田今日子と若尾文子のW主演作品「卍」と、この作品はどちらも1964年に公開されており監督も同じ増村保造。
会社乗っ取…
愛憎ドロドロのメロドラマ。
あややが美しい〜
黒岩重吾・原作を増村保造監督が映画化。
「誰かに力いっぱい抱かれたいわ」
「思いきり私を奪って」
とか、あややが言う。
恥ずかしくなるようなセリフの…
シネスコの画面比に人と物が同じぐらい主張して収まる大映の大見え切った大胆な構図に面食らう。芒が画面の3/4を占め、人物はその端で憂う。川崎敬三演じるクソみたいに自己中心的な夫に軽んじられ、浮気され家…
>>続きを読む2022.10.16
『これから横浜行かない?』
『ニグロの歌手を紹介しますよ』
パツキン岸田今日子
▶田宮二郎の肉体美
岸田今日子『しとやかな奥さんなの』
▶【film】しとやかな獣 1962.1…